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砂丘から飛び出した文系エンジニアのブログ

「写経って意味あるの?」→プログラミング学習に写経を取り入れて得られる効果をお教えします!

 

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こんにちは、きのです。

 

 

実は、プログラミング学習でも写経が効果的ということをご存知でしたか?
今回は、写経をすることで、得られる効果や写経をする時のポイントをお伝えしていきます

 

 

◎この記事を読むことで・・・
写経をする際のポイントを押さえることで、”時間潰しの写経”ではなく”身に付く写経”ができるようになります!
 
動画や本でインプットをした後、なにをしていいかわからないそんなあなたにも読んでいただきたい記事です!

 

 

 

プログラミングにおける写経

 
写経と聞くと、お経を紙に書き写すというイメージがあると思います。
 
プログラミング学習における写経は、本やウェブサイトに掲載されているサンプルコードを書き写す勉強法のことをいいます。
 
書き写すだけって本当に効果あるの?」と思われるかもしれませんね。ここからは、写経によって、得られる効果をお伝えしていきたいと思います!
 
 

写経することで期待できる効果

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教科書やウェブ上のプログラムに採用されているサンプルコードは、質が高く、模範的なものが多いです。
 
それらを目で見るだけでなく、実際に手を動かして、身につけることができます。ここでは、そのサンプルコードの写経で期待できる効果をいくつかご紹介します。
 
 

基本的な文法が身につく  

サンプルコードの中には、知っておくべき基本的な文法が詰まっています
 
また、基本的な文法はサンプルコードに何度もでてくるので、いろいろなサンプルコードの写経を繰り返し行うことによって、自然と見につけることができます
 
 
 

ソースコードに慣れる

プログラムにはパターンがあります。対象の処理によって内容は変わりますが、そこにはなにかしらパターンがあるものです。
 
最初は、それを掴むことができないかもしれません。しかし、いろいろなサンプルコードをみて、写経することによってソースコードに慣れ、パターンを認識できるようになります。
 
これは、数をこなすことが重要ですが、写経の繰り返しで手が覚えれば、プログラミングのスピードは必ず上がります
 
 
 

デバッグ能力が身につく

 

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まずデバッグとは、プログラムの誤り(バグ)を見つけ、手直しをすることです。
 
写経は、1文字ずつ自分でタイピングしていくものですが、高い確率でタイプミスをします
 
そのミスを見つけ修正したり、サンプルコードと自分が書いたコードを比較して、違いを見つける作業を通じて、デバッグ能力が身につきます
 
また、エラーが発生したときに、エラー文を読んで間違いを見つけ、修正をする。その行動が、この能力を高めてくれます
 
 
 

実行結果を目で確認できる 

教科書や学習サイトには、サンプルコードに加え、期待できる実行結果も記述されていますが、なんとなくイメージしにくいのではないかと思います。
 
 
そこで、自分で書いたコードを実行し、結果を見ることによって、より理解が深まるのではないでしょうか
 
 
また、コードを改変し実行するなど、「試す」ことによって、”この場合はできる、この場合はエラーになる”などの結果も得られるという点でも、勉強になりますね
 
 
そのためには、プログラムを書く言語の環境設定を必ずしておくことが必要になるので、注意してくださいね!
 
 

新しいパターンを知ることができる

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1つのプログラムでも、いくつもの正解がありますね。その正解のパターンは自分で考えたもの以外にいくつか考えろと言われても、なかなか生み出すことが難しいです。
 
写経はそんな、"自分の中にはない新しいプログラムパターン”を生み出せる"というメリットがあります。
 
出会ったパターンをそのまま取り入れたり、自分が考えたものと合わせて身につけることも可能です。
 
自分では思いつかなかったパターンを知ることで、新鮮な体験ができたり、より効率の良いプログラムを作ることができるなど、かなり視野が広がるかと思います。
 
 
 

写経する時のポイント 

写経は、”ただ、無意識的に”やってもあまり効果がありません。そこで、写経をする時のポイントをここではご紹介します。
 
 

ソースコードの意味を考えながら 

写経をしていく際には、「このコードは、なぜこのように書かれているのだろう」と考えるように、意識してください。
 
自分で考えながら進めていくことで、理解度は確実に上がります
 
ただ、どうしてもわからない場合は、そこでずっと立ち止まるのではなく、メモを残して、次に進むようにしましょう
 
 
 

1文字ずつ自分で打ち込む  

当たり前ですが、コピペはNGです。
 
写経は、自分でタイプしていくという学習方法なので、コピペや、最初からエディタの補完機能に頼るのでは、写経をしている意味がありません。地道にタイプしていくことを心がけましょう
 
エディタの補完機能を使用するとしたら、何度も同じコードを書いていく中で、コードにも慣れ、スピードアップを図りたいときに限定しましょう。
 
 
 

お題の厳選

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写経対象のサンプルコードの難易度は、自分のレベルにあったものを選びましょう。簡単すぎると、ただ時間を潰しているだけのようになってしまいます。
 
かといって、難しすぎると、理解ができず、思うように写経が進みません。少し難しいかもしれない。と思うくらいの難易度を目指しましょう。
 
また、プログラムの分野は限定せず、さまざまなコードに触れるようにすると、いろんなテクニックに出会うことができるので、より写経の効果を実感できると思います。
 
 
 

やりすぎない 

同じサンプルコードを何度も何度も繰り返し写経するのはあまりおすすめできません。
なぜかというと、写経は暗記が目的ではないからです。
 
繰り返しするとしても、2、3回程度にとどめ、その中でプログラムの内容を理解できれば、他のコードの写経に移るようにしましょう。
 
写経は、いろいろなコードに触れることができるというメリットがあるので、そのメリットを最大限生かすために、1つのプログラムに固執しないように気をつけてください。
 
 
 

*今回のちょこっと行動*

過去に私がやってみていいなと思ったHTMLの写経サイトを1つ紹介します!
アカウント登録なしで、すぐできるのでやってみる価値ありです!
 
1:以下のURLをクリック!(CODE写経というサイトに飛びます)
2:デモ用アカウントを使って、HTMLの写経をやってみましょう!

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、写経という勉強法の効果とポイントについて、お伝えしました。
 
個人的には、新しいパターンを知ることができるというのが、すごくメリットに感じます
 
自分では考えつかないプログラムに出会えることは、すごく新鮮な気持ちにもなれますし、勉強になります。
 
また、コードの意味を考えるというポイントも大事だと感じています。
 
わたしは写経をする時、まず自分で、少し考えてみてから、サンプルコードを見るようにしています
 
そうすることで、「こういう書き方があったんだ」と新しい発見をできたという感覚を味わえます
 
今回お伝えした、写経で得られる効果や写経をする際に押さえるべきポイントをしっかり把握して、
より効果的な学習ができるようにしていきましょう!

 

 

 

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